全て日本製です
仙生露は、原料となるアガリクスの栽培から、製品への加工、出荷等全てを日本国内で行っています。
海外で生産された原料を使用した商品の安全性が問題視される中、お客様の安全・安心のため、仙生露はきめ細かく高いレベルの工程管理・衛生管理などが可能な『Made in Japan』にこだわっています。
ハウス栽培と露地栽培の違い
仙生露の原料は、日本国内のアガリクス専用の栽培施設においてハウス栽培により生産されています。
露地栽培
アガリクスは大変デリケートな茸のため、自然環境の下で露地栽培する場合、大気汚染・土壌汚染・酸性雨・PM2.5など天候も含め影響を受けやすいため、常に同じ品質のものを生産することは大変難しいのです。
ハウス栽培
ハウス栽培は環境の影響を受ける事なく、また技術の進歩により温度・湿度を含めアガリクスの最適な生育環境を作る事ができる高品質なアガリクスを安定して生産できます。
培地
アガリクスは、土壌の栄養分だけではなく、汚染部質などの悪い成分も吸収する特性があります。『培地』というアガリクスが育つ土壌により品質は大きく影響を受けます。仙生露に使われるアガリクスの培地は徹底的にこだわり研究してきました。ただの土を使うのではなく、化学肥料など一切使用せず、サトウキビやトウモロコシなどを特殊な方法で発酵させる事により、極めて栄養価の高い培養土のみが使用されています。
アガリクス栽培で最も注意しなければならない、農薬・化学肥料・有機溶剤・油などによる土壌汚染の心配は一切無く、安全・安心で栄養豊富なアガリクス茸が育ちます。培地は、一度キノコが収穫されたものは交換され、再度使用することはありません。常に新しい栄養価の高い培地によりつくられるアガリクス茸により、高品質な製品を安定して造ることができます。
種菌
種菌の培養は、1つのアガリクス茸から菌を取り出し、少しずつ増やしていきます。この工程では、雑菌(他の菌)が少しでも入り込むとアガリクス茸の菌が駄目になってしまうので、細心の注意が必要になります。
次に、この様に培養して増やした種菌をこだわりの培地に植え付けていきます。植え付けには、滅菌室で行われ。温度・湿度を適度に調整した専用庫にて培養されます。
その後培地と混ぜ合わし、アガリクス茸が育つコンテナへと充填されます。アガリクス茸はこの種菌が命です。外見は同じ様に見えるアガリクスでも、この菌種により品質が左右されます。
ハイテクハウス
アガリクス茸は、特殊な環境でしか育ちません。アガリクス茸がしっかりと育つ条件を徹底的に分析して最も適した気象条件をこのハウス内に24時間作り出しています。最先端の技術により温度・湿度が最適な時間に、最適な状態になる様に緻密にプログラミングされています。
またハイテクばかりに頼るのではなく、人間により毎日品質のチェックが行われ、キノコの育ち具合によりプログラムを微調整するなど、細心の注意を払い管理されています。
このように近年自然環境の中の大気汚染・土壌汚染・異常気象や酸性雨などにより、品質に影響受けるアガリクス茸をハイテクハウス栽培で育てることにより、これらの心配を一切受ける事はなく、品質のばらつきがない、高品質のアガリクス茸を育てる事ができます。
仙生露はこの安定栽培こそが、常にお客様へ高品質の製品をお届けすることを可能にしています。
アガリクス茸の選別
十分に育ったアガリクス茸の収穫時期は人間の目により判断されます。アガリクス茸は傘の部分が開いて胞子が落ちてしまうと栄養分も落ちてしまいます。栄養素を最も多く含んだ状態のものを判断して収穫します。収穫後は熟練のスタッフが1つ1つ手作業で洗った後に、洗浄機械工程でより入念に洗浄された後、選別工程で、形・色が整ったものだけがを選別します。
その後、栄養を損なわないように適時温度調整されるアガリクス茸専用乾燥機にかけられます。乾燥されたアガリクス茸は、土などの異物を取り除いた後、熟練の選択眼を持つスタッフにより再度選別され、衛生状態を万全にするため厳重に梱包され加工工場に送られます。
エキス抽出
エキスを抽出する工場は、細菌・雑菌類の混入を未然に防ぐ、食品製造衛生管理方式HACCP(ハサップ)に準拠した工場で、南アルプスの水で熱水抽出しています。
ここでも異物検査などを行い、天然物であるキノコからいつも同じエキスが抽出できるようキノコの色、形、大きさを熟練した経験をもとに確認し、釜で煮出します。
エキスをブレンド
キノコから抽出したエキスと特殊工程を経た ABMK低分子抽出物をブレンドします。
パック・殺菌処理
レトルトパックに詰められたエキスは、雑菌の繁殖を抑えるために、抽出から殺菌まで速やかに作業が行われます。